2016年8月24日水曜日

Atlas Mechanics アトラスの仕様詳細

9月2日にリリースされるPath of Exile: Atlas of Worlds. そこではエンドゲームコンテツのマップシステムに大きな変更がされる予定だ。その詳細が公開されたので、要約・和訳したものを載せておく。



Forum - Announcements - Detailed Atlas Mechanics - Path of Exile





Atlasはマップアイテムを繋げて大きな地図を作ったような形をしている。
ただ従来のマップとは区別して考える必要があり、いわば特定のマップをクリアした実績のようなものでクリアするごとにAtlasに地図が広がっていく。


この画像を例に説明するとマップが埋まっている箇所がすでにクリアしたことのあるマップ。それに隣接してまだクリアせずにマップが埋まっていない箇所も表示されている。

画像の中で丸の付いているマップを周回した際には、すでにクリアしたことのあるマップ、もしくはクリアしていないがAtlas上で隣接しているマップが獲得できる(ただし従来の+0,+1,+2マップのドロップルールは適応されるので、+3マップが落ちることはない)

ここまでは従来通りのプレイスタイルでまったくAtlasを気にせずにマップを回っても大した違いもなければ恩恵もない。既存プレイヤーの行動を崩さないように意図してデザインされたものだが、ここから更に 1,特定の条件でマップをクリアしたり 2, 専用のカレンシーを使ってAtlasのマップをアップグレードすることで、マップドロップ率が上がる等の恩恵を得ることができる。
その詳細を書いていこう。




最初のマップ

Merciless難易度でプレイしている中で、アトラスマップのは字に存在する最初のT1マップ4種類を見つけることができる。


マップドロップ

基本的には既存のマップドロップルールのまま。そこから更に以下の条件が加わる。
  • プレイしているリーグ内ですでにプレイしたことのあるマップ(別のキャラクターでも可)
  • Atlas上で接続しているマップ

例えばリーグを始めてまだGorgeをクリアしたことがない状態。この場合だとGorgeマップは隣接するマップでないとドロップしない。Gorgeマップをクリアした後ならば従来通りのルールでドロップする。マップクリアの条件は基本的にはボスを倒すこと。ただし特定のユニークマップではユニークチェストを開けるなどの別のクリア条件が存在する場合もある。

*追記
マップが落ちる際にはまずマップTierが決定される。そのTierがプレイヤーのAtlasの進行度によって変更されることは一切ない。
例えば特定のT12マップだけをアンロックしていて、それ以外のマップはTierに関わらず一切クリアしていない状況を想定しよう。
まずマップをトレードで手に入れる(自分で手に入れるためには経路上のT1-T11までをクリアしていく必要があるため)
マップを周回した際に手に入るのは 1, 同種のT12マップ 2, 隣接するT11/T13マップ 3, T1マップ だけになる。この方法を使ってAtlasを敢えて開放せずに特定のマップだけをファームすることが....できない。
その理由が追記の内容。T9マップが落ちることが確定した場合、このプレイヤーにはドロップ可能なT9マップが存在しない。その代わりに同様のT12マップや隣接マップが落ちることはなく、実際には何もマップが出ない仕様のようだ。

まとめ: 敢えてAtlasを開放しないことによって特定のマップTierのドロップ量を増やすことは不可能。全てのマップTierで最低1マップを開放しておかないと実際のマップドロップ量は減る。


マップドロップボーナス

特定の条件でマップをクリアすることで、追加のマップドロップボーナスを得られる。
条件は以下のとおり。
  • Tier 1-5とユニークマップ: ボスを倒す
  • Tier 6-10: レアマップでボスを倒す
  • Tier 11-16: コラプテッドレアマップでボスを倒す

例えばこれらの条件を10のマップでクリアしていれば、追加で10%のマップドロップボーナスが得られる。最大で100%まで加算されて、現在のボーナス量はAtlas上に表示されるようになる。

Shaper's Orbs


Shaper's Orbsは特定のマップのTierを5引き上げるアイテム。画像のものはAtlas上でTier9のマップに使用することで、そのマップを永続的にTier14に変更することが可能。それらのマップをShaped mapと呼ぶ。Shaper's Orbsを使った後からは他のマップと同様のルールでshaped mapが獲得できるようになる。非常に有用なものだが同時に使用できる数に制限がある。
  • Tier 1-7: それぞれのTierで1つのマップに使用可能
  • Tier 8: 2つマップに使用可能
  • Tier 9-10: 3つのマップに使用可能

ここからわかるように全てのTier10マップをTier15に引き上げたり、Tier11以上のマップをTier16以上にすることはできない。

このアイテムはクエストアイテム扱いになる。一度使用すれば永続的にTierが向上するが、ベンダーレシピを使って得られるリスペックアイテムを使用すれば振り直すことも可能。
そのコストは 20x Cartographer's Chisels + 5x Orbs of Regret

Cartographer's Sextants




Cartographer's Sextantはマップ内でドロップするプレイヤーとトレード可能なアイテム。Atlas上で使用することでそのマップと周辺のマップに追加のモッドを加える事が可能。



3つのタイプが存在し、それぞれマップTier別の色と対応している。それぞれのモッドは5回の使用制限付きで、マップ周回するごとに数が減っていく。


Trading Maps

プレイヤーとのトレードで手に入れたマップはAtlasの進行状況に関係なくプレイすることが可能。クリアした際には、そのマップが他のマップと接続していなくてもアンロックされる。


Map Corruption and Upgrading

同種の3つのマップをベンダーに売ることによって、Atlasで接続している1つ上のTierのマップにすることができる。マップにvaal orbを使った場合も同様の挙動になる。
Vaal TempleマップはTier 16に変更。

The Guardians of the Void and Shaper

Guardian of the Voidのボスが出現するTier 16マップが4種追加される。そのボスを倒すとフラグメントを1つ入手できる。4人のガーディアンを倒し4種のフラグメントを集めることで、最終ボスShaperのいるエリアへアクセス可能になる。


このフラグメントを他のマップと一緒にマップデバイスに入れることで、10%のItem Quanitityボーナスが得られる。

ガーディアンやShaperは特定のユニークアイテムをドロップすることが発表されており、その一部は公式フォーラムで確認できる。







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